昭和の面影を色濃く残す店。「藤川菓子店」

ピタリと量る職人技はさすが!
ベレー帽と白衣がトレードマーク

合縁奇縁を大切に

ざわざわとした街を歩き、ふと人の気配が入れ替わるような場所。札幌市中央区南6西4、東西に細長い建物に「すすきの市場」はある。1階部分には、鮮魚店、精肉店、青果店などが並び、地下は飲食街「薄野ゼロ番地」、2~5階は北海道内で現存する最も古い公営住宅だ。この、すすきの市場に、かりんとう、おかき、豆菓子などを扱う藤川菓子店がある。今ではあまり見かけなくなった量り売りを続けている。

二代目の藤川さんが引退したことに伴い、珍味卸の取引先として40数年出入りしていた久家亮寿(くが すけとし)さん(85歳)が同店を引き継いだ。店主・久家さんは「人とのふれあいと繋がりを大切にしているよ。儲からないけれど、好きで苦労してる。仕事の傍に居たいんだね」と笑う。今日も大好きな小説を読みながら店番をする。

住所:札幌市中央区南6条西4丁目 すすきの市場内
電話:011-511-8222
営業時間:11時~20時、日曜・祝日定休
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