食する マルちゃんでおなじみの東洋水産株式会社。北海道工場では、即席麺をはじめ、生麺や魚肉ハム・ソーセージを製造しています。みなさんの食卓へ安全安心な商品をお届けするため、さまざまな取り組みを行っています。

profile

北海道事業部 北海道工場 次長

渋谷 佳宜(しぶや よしのり)

北海道事業部 北海道支店 販売業務課

伊木 健人(いき たけと)

東洋水産は東京・築地市場内に冷凍鮪の輸出や国内水産物を取り扱う会社として創業、その後、冷凍工場の設置、魚肉ハム・ソーセージの製造など行い、1961年からは即席麺の製造を手掛けるようになりました。現在は、即席麺、生麺、チルド食品、米飯などの「加工食品事業」、「水産事業」、全国20カ所余り50万tの収容能力を誇る「冷凍・冷蔵事業」、「海外事業」を行っています。北海道工場は、2012年5月、札幌市西区宮の沢から小樽市銭函に新工場を建て移転。広大な敷地内には、即席麺や生麺・魚肉ハム・ソーセージの製造工場、冷蔵庫施設があります。

「東洋水産では加工食品事業、水産事業、冷凍・冷蔵事業、海外事業を展開しています。北海道事業部で擁する冷凍冷蔵庫は、+10℃から-50℃まで管理でき、25Mプール約600個分の容積を誇ります。第二冷蔵庫には、道内のスーパー・コンビニエンスストアで取り扱うアイスクリーム商品の約7割が収めれらています」と伊木さん。「海外ではアメリカや中南米を中心に"MARUCHAN"として親しまれ、特にメキシコでの即席麺に占めるシェアは約85%です」とも話してくださいました。
日本国内はもちろん世界中の人に愛されているMARUCHANなのです。

みんなが笑顔に。道産にこだわった商品

同社では、地産地消に力を入れ、道産にこだわった新商品を積極的に開発しています。特に、道産小麦「きたほなみ」を使ったさまざまな商品があります。「きたほなみ」は、これまでの品種「ホクシン」に比べ、麺にしたときに色・香りが良く、弾力があり、即席麺に向いています。また、スープに道産の「鮭節」や「利尻昆布」などを使った商品もラインナップされています。

取材でお伺いした日は、この2月4日(月)に新発売されたばかりの「マルちゃん やきそば弁当 中華風醤油味」を製造中。北海道産米粉が練りこまれた麺は、コクのあるオイスターソースと野菜の旨み、ごま油が香る液体ソースによくなじみます。道民のみなさんにはなじみ深い「やきそば弁当」は、北海道工場の開発商品で、北海道地区のみで発売されています。

細心の注意を払って安心をお届け

今回、工場内を案内してくださったのは、北海道事業部北海道工場の渋谷佳宜さん。普段は新商品開発の統括をしています。「工場内の清潔を心がけることはもちろん、二重のフィルターを通して工場内に空気を送り、外よりも気圧を高くして、虫や異物の混入を防いでいます。製造ラインでは金属検出機やX線検査機、カメラなどで安全を確認しています。また、アレルギー問題のあるソバは、壁を隔て独立した生産ラインで製造しています」。安心のおいしさを皆さんにお届けするために、厳しい品質・衛生管理体制が整えられています。

北海道限定「やきそば弁当」
「やきそば弁当」といえば、麺を戻したお湯で作る中華スープでおなじみ。でも発売当初、スープはついていませんでした。北海道の寒い冬でも売れるようにと中華スープをつけたところ大ヒットし、中華スープ付きが定着したそうです。おいしさはもちろん、やさしさがヒットの要因なのかもしれませんね。
「赤いきつねうどん」のこだわり
「赤いきつねうどん」は、北海道・東日本・関西・西日本の4種類の味があります。もともとは東西で味を変えていたそうですが、2001年に関西版、2005年に北海道版を発売。地域の好みに合わせて味を変えています。ちなみに北海道版は、かつお節と濃口醤油、利尻昆布を合わせたまろやかなおつゆが特長です。
だしが利いている「緑のたぬき天そば」
だしに強いこだわりのある東洋水産では、「赤いきつねうどん」と「緑のたぬき天そば」焼津産かつお節と沼津産そうだ節の2種類を使っています。食べた後に、カップの内側にぐるりと残る黒い帯は、かつお節の粉のあと。だしが利いている証拠です。

工場見学について

今回は許可を得て、特別に工場内に入らせていただきました。一般の方もガラス越しに工場見学ができるよう通路が設置してあります。

  • 1)

    ガイダンスルームで東洋水産の歴史の映像(約10分)を視聴します。
  • 2)PRルームでマルちゃん製品を見学(約5分)します。
  • 3)

    赤いきつねうどん・緑のたぬき天そばゾーンなどを通って工場への入場疑似体験をします。
  • 4)

    体験エアシャワーを通り、製造ライン見学(約40分)します。

※見学は、学校単位等が対象となります。

地球にやさしい環境づくり

工場では、エアコンやボイラーの燃料にCO2排出量の少ない天然ガスを利用しています。また照明には電気をあまり使わないLEDを採用。生産ラインの天井を高くし、熱を逃す工夫をしています。

東洋水産株式会社北海道事業部

  • 住所:〒061-3271 小樽市銭函5丁目61番地1(MAP

2013年春号掲載 ※現在とは情報が異なる場合がございます。詳しくは各店舗へお問い合わせください。

ページの先頭へ