春の味覚。

近所に、たまに行くお鮨屋さん。
ご兄弟で切り盛りされているアットホームなお店です。

札幌の老舗の鮨屋で10年修行を積んだお兄さんがお鮨をにぎり、
ホテルや日本料理店で腕を磨いた弟さんが旨い酒の肴を担当されています。

北海道内の素材はもちろんのこと、
日本各地の美味しい旬の食材を調理してくださるので、
いつ行ってもステキな食を愉しむことができます。
お鮨屋さんですが、敷居があまり高くない感じです。

12月にお伺いした時には、ノドグロの握りをほおばる
小さな女の子を見て衝撃を受けました。

どうみても小学校低学年の子が「おいしい~」と
満面の笑みでお鮨を食べるその姿に、
「いいな。こんな小さいときからこんな美味しいもの食べられて。食育って大事よね」と思う反面、
「こんなに美味しいお鮨を知ってしまったら、そんじょそこらのお鮨じゃ満足できなくなったりして…」などと、本当に余計なお世話なことが思い浮かんだり…。

実は編集S、ウニやイクラが苦手でした。
実家が漁業を営んでいたので、夏場は採れたてウニが殻付きで、
秋は定置網に入った鮭が、焼き鮭やフライやイクラとして
食卓にのぼっていたのにもかかわらず。

食べ過ぎて嫌いになった訳ではありません。
実家に住んでいた頃から食べなかったんです。

ちなみに実家では、岩ガキとホタテと銀鮭の養殖もしていましたが、
これらの海の幸を食べられるようになったのは、
かなり大人になってから。

幼い頃に、母が何としてでも牡蠣を私に食べさせたくて、
牡蠣の貝柱だけを集めてカキフライを作ってくれていた話しは、
兄弟が集まると酒のツマミになっています。

20170310

画像は、タラの芽とフキノトウの天ぷら。
実家の裏山は、この時期になるとタラの芽やフキノトウが採れました。

実家付近は、震災ですっかり地形も変り果て、
住んではいけない土地となってしまったのですが…。

ほろ苦い、春の味でした。


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